第28回 日本緑内障学会 主催事務局
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日本緑内障学会

ご挨拶第28回日本緑内障学会 会長 木内 良明広島大学大学院医歯薬保健学研究科覚病態学教室(眼科学)教授

2017年の第28回日本緑内障学会は広島大学が担当することになりました。ご推薦いただきました日本緑内障学会理事並びに評議員の先生方には心からお礼申し上げます。学会に参加いただいた先生がたに快適な空間を提供するために会場はリーガロイヤルホテル広島を中心に配置しました。Down Townにあり、交通の便が良く、食事処へのアクセスが容易です。平和公園、原爆ドーム、宮島行の桟橋にも近く、観光にも便利です。東京、大阪などの大都市と違う地方の魅力を存分に味わっていただけるように準備を進めています。
学会のテーマは「光あり」としました。近年、緑内障治療点眼薬が増え、緑内障手術にも新しい波がやってきています。それでも十分眼圧が下がらない患者さんもおられます。また十分眼圧を下げたと思われても視機能障害が進行する患者さんもおられます。いずれも難治緑内障の代表病態です。緑内障診療の周りにはまだ光の当たらない深い闇が広がっているのです。本学会では緑内障診療に携わる医師に緑内障の闇を切り開く武器を身に着けてもらい、患者に光を届けるための知識、知恵を共有できるようにしたいと思います。
診断機器の進歩、治療薬、手術の進歩に伴い緑内障で失明する人は減少しつつあります。それでも失明原因の上位疾患であることには違いありません。眼圧が落ち着き、視機能障害の進行も止まりました。でも、診察室の外で患者の様子を見ると、行動が不自由そう、ということは良くあります。視機能障害が進行した場合、わずかに残った視機能を有効に使うすべを誰かが伝えないといけません。ロービジョンにも光を当てたワークショップ、シンポジウムを企画しています。特別講演は広島大学精神科教授の山脇成人教授にお話しいただくことにしました。山脇教授は「うつ」がご専門ですが、「こころ」を客観的に「見える化」して評価する研究を進めておられます。視覚を失った人の「こころ」を見せてくださいとお願いしています。もう一人の特別公演はUCSFのShan Lin先生に、須田記念講演は秋田大学の吉冨健志先生にお願いしてあります。緑内障に関する今どきのトピックスをシンポジウムとして取り上げました。インストラクションコース、ウェットラボは2016年の第27回緑内障学会から始まりました。こちらも引き続き行いたいと考えています。
緑内障診療の初心者からベテランまでじっくり楽しめる学会になればと願っています。